もう一度全力疾走しよう
先週の土曜日、小学校の運動会を見に行ってきました。弟がまだ小学生なので、その観戦(とちょっと参加)です。彼はそこそこがんばってました。徒競走みたいなので友達こかせながらも、まぁわざとじゃなかったみたいですけど、とにかく1位でしたね。「勝つためには他人を蹴落とすこともやむを得ない」という大事なことを教わった気がします。
自分はといえば、まさかこの歳でパン食い競争とかやるとは思わなかった。スタートの合図と同時にメロンパン目がけてダッシュしてる自分がいて終わった後急に恥ずかしくなったんですけど、メロンパンはおいしかったです。
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さて本題なんですが、紅白リレーについてです。
結構燃えました。小学生ごときの紅白リレーなんてと思われるかもしれませんが、なかなか熱いですよ。
やっぱりリレーは、全競技種目のラストを飾るにふさわしい。
種目は紅白に分かれた各学年の代表(紅2人白2人)が1年生⇒2年生⇒・・・⇒6年生までバトンをつないでいきます。
バトンを受け渡すごとに学年も上がり、やはりというか、上級生になるほどその迫力と本気度が、選手の背の高さが増していく。
そんな、歯を食いしばって腕を振り地面を蹴る一生懸命な姿にちょっと感動しました。終わった後もしばらくドキドキしてた。ちょっと浮足立って、自分は、最後に全力疾走したのはいつだったかな~とか考えちゃいますね。一生懸命全力で走る姿って、かなり胸を打ちます。小学生とか大人とか関係ない。もっと言えば、それが走りじゃなくてもいい。最近はなんだか、年を取るごとになりふり構わず一生懸命になるということが無くなってるなと感じます。要領を覚えてくるというか、まぁこんだけやっとけばいいだろうみたいなラインが、経験上わかってくる。これだけやれば十分だと見当が付いたら無理してそれ以上頑張る必要もあんまりないし、いいだろと。何カッコつけてんだみたいな、ちょっと斜めに構えた感じもある。
自己啓発みたいなことをいうつもりは毛頭ないんですが、「一生懸命な姿は人の胸を打つ」というのは事実で、自分にも他人にも有益な尊いことですよね。で、自分はそれができてるかなといえば、最近そうでもないぞと。最近著書を読んで記事にも書きましたが、中日の井端選手は2004年にドラゴンズの選手会長に就任するとき、「もう一度全力疾走しよう」と選手に呼び掛けたそうです。塁から塁へ走るときは当然のこと、攻守が交代してグラウンドからベンチに戻るとき、ベンチからグラウンドに入るとき、だらだらとせずしっかり走ろうと。もう一度気を引き締めようと。あの年、ドラゴンズはリーグ優勝しましたね。
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というわけで、人に見られるとかはまぁ置いといて、やると決めたことは一生懸命やろうと思いました。気が付けば今年もあと3カ月になっちゃいましたけど、色々頑張ります。
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退き時だと言うなかれ素人!まだ走れるんだ
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