映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観てきた

オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観てきました。面白かった―。


映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』予告編 - YouTube

あらすじ

近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。


いつものハリウッドがこういう映画を撮ると、たぶん、「宇宙からの侵略者に対し人間は苦戦を強いられていたがある時未知の強力なパワーに目覚めた主人公がさっそうと現れ敵を次々になぎ倒していき―」みたいな内容になると思うんだけど、これはちょっと違う。ただひたすら「死んだら(元の地点から)リスタート」を繰り返すという、悪夢みたいな能力だ。

この発想自体は、おそらくTVゲームか何かで誰でも一度は触れたことのある設定だろう。ゴール地点にいるボスを倒すのに途中のセーブポイントは無し、死んだらまたスタートからやり直し。ただしライフポイントは無限。繰り返せば繰り返すだけどこにどんな障害があるか把握でき、同時に敵を倒すテクニックも上達してくる。


いつもならその主人公を「動かす側」にいる人間が、実際にその「主人公」になり代わったなら――たぶんそんな発想から生まれた話なんでしょうね。


All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)

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実は小説のほうはかなり前にKindleで買っていて、積読状態だった。さっき最初のほうさらっと読んでみたら、原作と映画では少し設定が異なるもよう。映画の設定には全く違和感なかったので、両方別物として楽しめそう。


この映画はトム・クルーズ主演ですが、去年観た『オブリビオン』も宇宙由来の生物と戦うって設定は同じのSFミステリー。こっちもかなり面白かった。

オブリビオン [Blu-ray]

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2013年に観に行った映画をまとめたエントリ(⇒2013年に観た映画とマイベスト5作品 - Ust's Diary)に全部点数つけてランキングにしたんだけど、かなり高めの点数つけてる。おすすめです。


こんなかんじでした。以上。

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