徒然日記-0809

たまには日記でも。

今日は長崎の原爆記念日(記念日って言っちゃいけないのかな?)ですね。広島のほうがどうしても有名で、原爆と言えば広島みたいになってるけどやっぱ忘れちゃアカンよなと。でも実際のところ広島の原爆ドームは4回くらい見に行ってるのに長崎のほうは写真すら数えるほどしか見てなくて、正直今書いてても落とされた場所がどうなってるのかとか思い出せない。夏休みにまた九州行く予定なんで長崎も行けたら行ってみようとか思ってる。(ってこれ絶対行かないパターンや)


夏休み入ってまぁやることもやりつつ、基本的にはひきこもりを楽しんでる。外暑いし今日とか台風来てるし、出かける理由があんまりない。強いて言えば映画館くらい。ひきこもり最高。どうせお盆頃からは引きこもってもいられんくなるから今のうちだ。ひきこもって何やってるかというと、ネットしたり映画観たりスマホのゲームしたり絵描いたり欲望のまま気の向くまま好きにやっている。もともとアクティブな方じゃないからこれが本来の姿なんだけど、先月の(僕にしては)精力的な日々が嘘のようである。

朝目が覚めると、時間を見るため枕元のスマホに手を伸ばす。大体いつも9時前後。とりあえずロックを解除して、最近ハマっているスマホゲーム「ブーム・ビーチ」と「クラッシュ・オブ・クラン」を確認する。寝てる間に自分の基地が攻撃されてたりすると「ちっ」と心の中で舌打ちする。気が向いたらそのまま設備のレベル上げしたり侵略に出かけたりするけど、眠ければまた寝る。二度寝。で、再び目を覚ますのが11時くらい。さすがに起きようかとなって、背中を掻きながら冷蔵庫へ。コップに注いだ水を一気飲み。これですっと頭が冴えてくる。冴えたところでどうするでもないけど、このへんでやっとちゃんと目が覚める。そのあとは机のパソコンの電源を入れて、適当にネットサーフィンしながらパンをかじる←今ここ

そういえば最近、成毛眞さんの「就活に日経はいらない」を読み終わった。

就活に「日経」はいらない

就活に「日経」はいらない

まぁはっきり言って糞だった。少なくとも就活生に向けた本ではない。成毛さんがどういうつもりか知らないけれど、この本は就活生もしくは高校生くらいの子供を持つ親が読むべき本だと思う。内容も参考になるところが全くないわけじゃないんだけど、終始「成毛眞とその娘の就活奮闘記」とでもいうべきものだった。成毛さんが親バカなのは充分伝わってきたが、それを読まされる方はたまったもんじゃない。一応読んだけど。

そもそもタイトルの「就活に日経はいらない」だけど、これがどういう意味かと言えば「日経は社会や企業のことを知らない就活生ではなく、親が読むべき。親が読んで、そこから得た情報や知識を分かりやすく子供に伝えてあげるべき。(だから“就活生”には日経はいらない)」ということらしい。これ、どうなんだろう。そりゃ成毛さんは元日本マイクロソフトの社長だから日経くらい読み解けて当たり前かもしれないけど、世の社会人の何割が日経を正確に読み解き解釈し、わかりやすく我が子に伝えられるんだろう。。。

映画は観に行く方が好きだけど、たまにならレンタルもする。この前観たのは「マン・オブ・スティール」。割と評判いいのかな?と思って借りてみた。

マン・オブ・スティール [Blu-ray]

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これ、「スーパーマン」のリメイクってことでいいんだろうか。

簡単に言うとこの映画では、スーパーマンがなぜスーパーマンたり得たのか、その背景や生い立ち、パワーを得た理由、闘う理由みたいなものを作り込んで映画にしていた。観てみると、なるほど、頑張ってる感じはある。上空をマッハで飛び回るスーパーマンもなかなか迫力があった。けれどどうも途中から話が単調になっていった気がする。総じて、ちょっと微妙だったかなぁという感想。


もう一本観た「アウトロー」って映画は面白かった。

アウトロー [Blu-ray]

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これは文句なくかっこいい。洋画にありがちな「とりあえず爆発☆ボンバーいっとくー?」みたいなノリがないし、元軍人で切れ者な主人公演じるトム・クルーズの活躍に痺れる。

これ観たあと僕の中で「トム・クルーズ主演作にはハズレがない」がほぼ定説になった。役者本人の力も大きいんだろうけど、作品に恵まれるってのもかなり重要だと思う。これから何の映画観ようか迷ったら「とりあえずビール」のノリで「とりあえずトム」ってことになるだろう。なんだとりあえずトムって。

ワルキューレ プレミアム・エディション [DVD]

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この「ワルキューレ」は何年か前に映画館で観たけど、面白かった。WWⅡのドイツで、ナチスヒットラー配下の主人公がクーデタを企てる。タイトルの「ワルキューレ」はその作戦のコード・ネームだ。

あとは再三おすすめしている「オブリビオン」と、最近観た「All You Need is Kill」も。「トップガン」とかもかっこいいですよね。

オブリビオン [Blu-ray]

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トップガン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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閑話休題

そろそろ終戦記念日も近いし、最近は集団的自衛権がどうのこうのみたいな話もありますね。こんな下のほうならあんま読んでる人もいないだろうってことで、その辺の話をしてみようかな。\わー逃げろー/\政治的発言が来るぞー/


一応これでも大学で法律学んでるってものあり、安倍さんの憲法9条の解釈変更云々には正直「へっ!?」ってなった。お前どうせ大して勉強してへんやろと言われれば何も言えないし、僕が言うまでもなく東大教授はじめ多くの憲法学者が指摘してることでもあるけど、今回の集団的自衛権の問題、どう考えても安倍さんおかしい。と思う。

憲法には「閣議決定」についての記載はない。なのでその決定自体には何も法的根拠はないのだけど、実際はその決定に基づいて国会で過半数を占める自民党の法案が通るんだから同じことだ。そもそも憲法って権力を縛るためにある(国民に憲法を守る義務はない)のに、その解釈を内閣が勝手に行うってのがまずもってナンセンス。集団的自衛権を行使できるようにしたいなら、ちゃんとしかるべき手順を踏んで国民投票にかけ、憲法を改正して行うのが筋だよねと。

石原慎太郎がヤバすぎる!ついに「支那と戦争して勝つ」と明言!|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見
安倍さんは(少なくとも表立っては)石原慎太郎ほどではないにしろ、こういう右翼系の人がいう「領土を守る」「そのためなら戦争も厭わない」みたいな発言でいつも気になるのは、「でも実際戦うのは自衛隊員の人たちなんでしょ?」という疑問。「戦う」ではなく、実際は「戦わせる」なのに、しかも戦地に赴くのは彼らのような老人ではなく下の世代の若者だ。これがどうも納得できない。戦争したいって言ってる人には、まずあなたが最前線で戦ってくださいねと言いたい。

まぁ今すぐ戦争が起こるってわけでもないし、ましてや中国とガチバトルなんてことには(今の時点では)絶対ならないと思ってるのでいいんだけど、やっぱもやもやしちゃう。彼ら政治家を選んだのも国民なんだから、もしそうなっても責任の一端はあるわけなんだけど。


という後味悪い話でした。以上ー。

集団的自衛権と安全保障 (岩波新書)

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