就活始めて4ヵ月経ったので軽く振り返ってみる

早い人は去年の夏ごろからインターンに行ったりと積極的に動いてたみたいだけど、僕はお行儀よく3月から就活を始めた。就活も就活生も毎年のことではあるけど、16年卒の特徴はなんといってもこのスケジュール変更だった。

昨年までは前年の12月にリクナビ等就活サイトが解禁され、4月から面接が始まっていた*1。今年は経団連の倫理憲章が変わり、解禁が3月1日、正式な面接開始は8月となっている。つまり表向きはまだ、就活は本格化していない。が、実際はバリバリ面接している。それも経団連に属していない中小企業だけでなく大企業もどんどん選考を進めていて、徐々に終盤に差し掛かっているというのが今の状況だと思う。

僕はといえば、わりとオードソックスな就活をしている。3月に就活サイトに登録し、気になったところに適当にエントリーし、説明会やESの案内が来たものからどんどん受けていくという素直なスタイル。就活生の8割方、似たようなものだと思う。ただ周りの友達や選考で一緒になった学生の話をきいてると、そもそものエントリー数や提出したESの数、および面接を受けた回数などなど、積極性や守備範囲の広さ?にはかなり差があるみたいだった。


就活は聞いてたほど辛くない。それは別に僕が周りと比べてハイスペックだったり、面接が上手かったりして楽に選考が進むとかではなくて。むしろ受けた企業数のわりには結果も出ず、客観的には苦戦してるように見えるだろう。というか、苦戦してる。でもそのことと「就活が辛いか」というのは全く別だ。始めるまえは「就活中、絶対一度はガチ泣きする時期がくるから覚悟しとけ」とか先輩に脅されてびくびくしてたけど、今んとこ涙腺はピクリともしていない。「お祈りメール」が申し合わせたかのように一日4通くらい来た日もあって携帯へし折ろうかと思ったこともあるけど、それイコールで、よく聞く「人格を否定された」「自分は社会から必要とされてないんじゃないか」みたいな考えに行きつくことも今のところない。こんなことで自分の価値がどうこうみたいな話になるのはほんっと馬鹿らしい。ひとつあるとすれば、ある程度積極的に動き回っていると凄い勢いで金がなくなっていくので、なんともしょっぱい気持ちになる。

まだ自分自身終わったわけじゃないし、結果がどうなるかわからないので偉そうなことは言えないけど、あまり完璧主義になりすぎず、つまらないこだわりは捨て、ゆったりと自分らしくいれば上手くいくような気がしてる。志望する企業や業界があったところで、それがほんとに自分に合ってるかどうかなんてわからないし、たとえ不本意な気持ちを残しつつ行った先であっても、それなりに面白おかしくやっていける自信もある。まぁさすがに、ブラックとか潰れかけの会社に入るわけにはいかないけど。

就職四季報 2016年版

就職四季報 2016年版

*1:実際は2月、3月にあらかた面接をすませ、4月は内定を出すのみみたいな企業がほとんどらしいけど

<