花粉症ツラい・・・

花粉症がひどくて最近とてもツラい。
これといってとくに目に見える変化があるわけでもないのに、朝起きたら涙で目がカピカピだったり、くしゃみや鼻水が止まらない日が増えている。最初は気のせいかなと思って――否、気のせいだと思いたくて、気づいてるのに気付かないふりしてるんだけど、こう毎日続くともう認めざるを得ない。


唐突だが、僕は「幽霊」はいると思う。見たことないけど。
いるのを信じている、というよりは、いても全然おかしくないでしょ、と思っている。同じ理屈(?)で、宇宙人もネッシーも妖精も、たぶんどっかにいると思う。銀河系に地球以外で生命体が見当たらなくとも、6500万年前に恐竜は絶滅していようとも、どんなに完璧な理屈があって証拠がそろっていようとも、その全てひっくり返してしまうようなものが、たぶんどっかにある。


目には見えないが、花粉というやつは確かにそこらじゅう漂ってるようだ。しかし、花粉症でない人にとって、花粉なんてないのと同じ。自分の五感で認識できるモノなんて世界のほんの一部でしかないし、認識できるモノが全て、目に見えるものが全てに思えるのも、まったくの勘違いである。同じ空間にいる人間同士でも、ある人には見えて、ある人には見えない。だからこそ、自分の感覚を疑い、工夫する必要がある。花粉を認識するために顕微鏡を使ったり、望遠鏡をかついだりして、見えないものを見ようとする。


と、いうことは。
僕ら花粉症患者はそうでない人と比べ、ちょっとだけ「世界が広い」と言えなくもない。そう思えば、この憂鬱も少しはマシに・・・ならないな。

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