受験生へ。センター試験の心得

1月18・19日はセンター試験ですね。全国の高校三年生はそろそろ眠りについているんだろうなと思いつつ、なかなか寝付けないでいるどこかの誰かが読んでくれることを願って先輩面でアドバイスを。


自分の学力に関しては今となってはもうどうしようもないし腹を括るしかないとして、本番に備えて今から考えておくべきことはひとつだけ。致命的な失敗をしない、ということに尽きると思います。持ち物チェックや体温調節に関してははもう耳にタコができるくらい言われてると思うので、そういう基本的なもの以外で二つ書いてみます。


ひとつは、マークミスは絶対にしないよう気を付けること。特に主要三教科は時間も厳しいしあまり余裕もないとは思うんだけど、一番やっちゃいけないのはマークミスなんだってことを肝に銘じてほしい。普通に問題を間違えるより、マークミスの方が怖いです。

とりあえず全問解き終えたら、まずは問題用紙につけたチェックと答案のマークが一致しているかを必ず確認してください。*1問題自体の見直し(正解・不正解)は後回しです。試験後の自己採点が、実際の得点と一致しているという確信が要る。万が一マークがずれていたりして、実際の得点が自己採点と大きくズレていることに気づかないまま二次試験を迎えるなんてことになったら悔やんでも悔やみきれないし、ちょっとマークに不安があるだけでも落ち着かなくなります。ほんとに気を付けてほしい。数学とかマークの仕方が複雑なので要注意。

あと一日目終了後の自己採点は、よっぽど精神的にタフって自信がない限りやめといたほうがいいです。


ふたつめは気が早いかもしれないけれどセンター試験後の話。センター受験者は国公立の二次試験がある人が多いと思う。センターの結果がどうあれ、大事なのはその後もペースを崩さずに淡々と勉強できるか否か。これはマジで重要です。結果が良ければよかったで安心するし、悪いと当然落ち込むと思います。そういう気分に左右されずセンター後も今まで通りに勉強すること。これを今、本番前の今、自分に誓って欲しい。いったん弛緩すれば再びエンジンがかかり緊張感を取り戻すまでにかなりの時間と馬力が必要になります。ここでペース崩すと今までの努力は水の泡です。結果がどうあれペースを崩しちゃいけない。一日の休みも置かずまた勉強再開です。踏ん張り時。


とにかく後悔のないよう、力を出し切ってほしいなと思います。頑張って。


まだ時間のある人におすすめ。本番でいかに結果を出すかについて書かれてます。
書評→プレッシャーをはね除ける方法はひとつしかない―井端弘和『勝負強さ』を読んで② - ゆーすとの日記

*1:もちろん自分なりにミスしないやり方があるならそのやり方でおっけーです。

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