年の瀬に

今年の九月からブログをはじめ、もうすぐ4か月。意外と早かったなぁと感じます。
今まで何度か書いていますが、僕にとってブログ(を開設したのは)はこれが初めてです。ここ「はてな」のブログサービスを使おうと思ったのは、大学に入って見つけたとあるブログが、「はてなダイアリー」を使っていたからです。それは何気ない普通の日常を綴ったものだけど、その文章は毎回面白くて楽しくて、今日までずっと読ませていただいてます。


軽い気持ちでブログを始めた僕ですが、今ではこうして文章を書くことが楽しくて仕方ないです。紙の日記帳を買ってきても、今まではすぐ飽きてほったらかしてました。それが何故か、今では書かない日のほうが落ち着かないくらいです。おそらく元々書くこと自体嫌いではなかったということ、紙の日記帳に比べとっつきやすいこと、そして一番大きかったのは「自分の文章が誰かに読まれている」という実感です。


見ず知らずの誰かが、相手にとっても見ず知らずである自分の書いた文章を読んで、感想をくれる。インターネットがこれだけ発達した現代ですから頭では分かっていましたが、実際に経験するとしないとでは雲泥の差でした。自分の家の小さな部屋でぽや~っと考えたことが地球の裏側まで届いて、そこからまた返事が返ってくる。考えれば考えるほど不思議だし、今でもほとんど現実味がない。そんな中「面白かった」「共感した」「(僕の書く)文章が好きです」といったコメントをくれる方、僕が考えたこと、思ったことをきっかけにまとまった文章で応えてくれる方がいて、その度嬉しくて、わくわくしてます。たぶん自分にコメントが返ってくることそのものというよりは、自分の書いたものがどこかの誰かの頭や心や行動に影響を与えている、一人の人間を大なり小なり動かしているんだ、というイメージが僕を興奮させているんだと思います。中でも「笑いました」というコメントは格別に嬉しいです。誰かを怒らせるのは簡単だけど、笑わせるって基本的に難しい。それが見ず知らずの人間なら尚更です。それがこうして、文章だけで知らない人を笑わせられるって素晴らしいことだなぁと感じます。というわけで来年は、読んでくれている人に今よりもっと、「笑い」を提供できたらいいなと思います。


そしてその一方で、僕は真面目なことを考えるのもかなり好きです。そのトピックに関しては、その時々の僕の関心や、周りの出来事に大きく左右されることと思います。でも少なくともそれは僕が(ネットではなく)現実の生活を送る上で感じたこと、思ったことを中心にしていきたい。今までもそうだったし、来年もそれは変わりません。


「ゆーすとの日記」というタイトル通り、ここで書くものは僕の「生活の記録」です。気が向いたときはたまにライフハック的な記事をあげたりもしますが、誰かの役に立ったり、調べ物の一助になるようなものでは(基本的には)なく、自己満足の駄文集積場です。それでも「もしかしたら読んでくれる人がいるかもしれない」と思って、読まれることに耐えうるものにしようと頑張っているつもりです。出来ればリアルばれはしたくないなぁと思っている(ばれてる可能性もあるけど)し、誰もが見れる以上書けないことはあります。でもそれを自分を縛る“枷”と見るか、自分が行きすぎないようセーブし守ってくれる“鎧”とするかは自分次第かなと言う気もします。とにかくこのブログが何より自分にとって(今後も)心地よい場所であれるよう、最初に述べたあのブログのように、誰かにとって「その日の楽しみ」の一部になるようなささやかな場所を目指して、ゆるりと気ままに頑張りたいなと思います。


大晦日だからと言って、また年を跨いだからと言って何が変わるわけでもありませんが、どうぞこれからも「ゆーすとの日記」をよろしくお願いします。

みなさんにとって来年がいい年になりますように。

「Chikirinの日記」の育て方

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ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

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