結婚するかはさておき「家庭」を持ちたいって人は多いと思う
「結婚したくない人」の気持ちがわかりません - 体調わる子の毒吐きブログ
こちらの記事を読んで。
今はまだ結婚なんてずっと先のことに思えて現実味が全くないが、僕は家庭を持ちたい。その気持ちは別に論理立てて説明する必要なんてないし、ただ「持ちたいから持ちたい」っていうだけの話である。
「大人になったら結婚して家族を持つ」という考えは子供の頃からの刷り込み的な面があると思うし、世間の風潮がどうあっても自分は家庭を持ちたいと思ったかと言われれば、あまり自信はない。それぞれ意見はあるだろうし向き不向きもある。それはその人が積んできた経験から出した結論だから、「結婚はしたくない」という考えがあるのも当たり前。
ただ、結婚はしたくなくても家庭は持ちたいって人なら、「結婚したくない人」の中にも結構いるんじゃないかなとは思う。そういう人は今の結婚制度が自分の思い描く「家庭」とマッチしていないから、それに反発しているのかもしれない。詳しくは知らないが「事実婚」ってものもあるらしい。気持ち的には「家庭をもちたい」「家族が欲しい」と思っても、現行の制度を使うと堅苦しかったり、面倒だったりするから結婚しようとは思わないのだろう。
「婚活」と言う言葉が流行りだして結構経つと思うが、個人的に「今婚活中です☆」みたいな人には違和感を感じる。そういう人って「結婚したいから結婚する」のであって、「家庭を持ちたいから結婚する」わけではないように見えるからだ。
・広く認知されている
・社会的な信用を得やすい
・制度として整っていて利用しやすい
これらの条件をみたす「家庭」を持ちたいなら結婚しかないよなってことで「結婚したい」のならわかる。というかこのまま結婚制度周辺に大きな変化がなければ僕自身もいずれは「家庭を持つ」ために「結婚する」ということになるだろう(相手が見つかればだけど)。
結婚制度にどうしても妥協できない部分がある人は、少なくとも今は、そのまま独身を貫くか事実婚の形を取るしかない。でも時代の変化や世間の風潮が結婚制度を変えていくかもしれないし、逆に制度の変化が社会の風潮を変えるかもしれない。人が一緒に暮らしていくことにはもっといろんな形があっていいと思うし、その変化が「家庭を持ちたい」って人に寄り添うようなものであったらいいなぁと思う。
- 作者: 石井希尚
- 出版社/メーカー: 新潮社
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