後悔しないためにこそ「Aである」と言い切るべき

「AともいえるがBともいえる」とか言う人の役立たなさ - Chikirinの日記
読んだ。

僕は最近、自分の気持ちにもっと正直に生きたいなとよく思う。他人に気を使うこと覚えてしまっていると感じることが、たびたびあるのだ。

なぜ「Aである」と言い切る必要があるかと言えば、それは前向きな選択をするためにほかならない。言い換えれば「後悔しないため」だと思う。迷った時、最後に判断する基準は、自分はどうしたいのかという気持ちに正直な選択をすること、自分の感覚に従うことだと思う。

自分の意見を持つ人にしか、自分の人生は選べない。決められない人は、自分の人生を生きられないんです。

まさにその通り。何かを言い切ることが大事なのは、他人に面白いと思ってもらったり、仕事で評価されるためではない。自分のためだ。


しかし自分の気持ちに正直にといっても、意外とこれが、自分でもわからなかったりするから厄介だ。自分はどうしたい?と自分に問うても、こうしよう、いやでもあれがこうだし、いやいや・・・みたいな葛藤が出てくる。ノイズが多すぎる。結局優柔不断なんだけど、あまりに多くのことを考えすぎなんだと思う。その点、ちきりんさんは強すぎる。僕のように「Aである」と言い切りたくても言い切れない人だっているのだ。もちろんここままでいる気はないから、徐々に自分を変えていければいいなと思う。


自分の気持ちに正直にってのは自分の中の判断基準をはっきりさせることから始まるのかもしれない。
「前向きな選択がしたい」→「自分に正直に」→「自分の判断基準を明確にする」という具合にだ。


些末なノイズを排除して、自分がどうしたいのか、どう考えてるのかはっきりわかるようになりたい。余計なことはいいから、シンプルに考えるってことに重点を置きたい。

自分がどう思うか意識するには、最初に自分がどう感じたかをしっかり意識することだと思う。見たり聞いたりしたときの自分の気持ちを埋もらせずがっちり掴む。結局最終的には第一印象で感じたことが正しいことが多いし、少なくとも偽らざる自分の心なのだ。

決断力 (角川oneテーマ21)

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