好きなSF映画を10本選んだけどゆとり臭が半端ない

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以下、10位から順番に並べた。

10位 オブリビオン

今年公開の映画。トムクルーズ主演。
宣伝からして面白そうだったので観に行ってみたら、これが個人的に大当たりだった。
近未来的なSF要素が満載なのはもちろんとして、ミステリーのような推理、謎が謎を呼ぶ展開にどんどん引き込まれる。この映画一本でおそらく完結だと思うが、伏線の最後はきれいに回収してあって見事だし、観終ったあとの納得感も良い。


9位 E.T.

御存じ「E.T.」。人と異星人の友情を描く。
僕としてはSF映画の醍醐味のひとつが鮮やかな映像で表現された「スタイリッシュな宇宙船」だと思っている。しかし僕はこの映画で、「宇宙船」ではなくただの「古ぼけた自転車」に心動かされた。
僕はいくら名作と言われていても、あまり古い映画に興味はわかない。迫力のあるCG映像を観ることこそが、SFの楽しみなのだ。僕のようなタイプの人も多いんじゃないかと思うが、それでも名作といわれるSF映画には映像の綺麗さではない「何か」がある。主人公とE.T.が互いに言葉は分からずとも徐々に心を通わせていく描写は、絶妙過ぎて思わず唸る。かなり古い作品であり映像も今のものと比べれば当然見劣りするが、この「E.T.」にはその「何か」があるのだ。

8位 スターウォーズ エピソード1

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス [DVD]

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スターウォーズ新3部作の一作目。シスの帝王・ダースベーダ―(アナキン)のルーツに迫る。
見どころは幼きアナキンが参加するポッド・レース。

7位 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲

記念すべきポケモン映画第一作。おそらく僕が初めて観た映画だ。
アニメだからと言ってあなどれないのが、この映画のメッセージ性である。当時小学生だった自分は全く意識していなかったが、改めて見返したりする機会があると、その深さになかなか考えさせられる。クローン技術で生み出されたミュウツーの苦しみ、人間への憎しみ。公開年は1995年だが、日本人がノーベル賞を取ったips細胞の研究など、かつてはSFだったものがいまや現実のものとなりつつあるのも感慨深い。

6位 バックトゥーザフューチャー

バック・トゥ・ザ・フューチャー [DVD]

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正直最後に見たのがけっこう前なので、細かい内容はあまり思い出せない。
ただただ「何これおもしれぇ!」って感情だけが残っているので6位にランクイン。
USJのアトラクションはかなり好き。

5位 ドラえもん のび太の宇宙小戦争

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ) [DVD]

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名作アニメドラえもんから。
ドラえもん映画はSF映画の宝庫だ。僕のSF好きはドラえもんのせいだと言っても過言ではない。中でもこれは、小学生のころ何度も何度も繰り返し借りてきては観た映画である。「宇宙漂流記」や「のび太の恐竜」「銀河超特急」も捨てがたいが、この作品を選んだ。理由はもちろん、しずかちゃんの入浴シーンである。

4位 パシフィックリム

今年公開の映画。とにかく評判が良かったのでどれどれ、と思って見に行ったらもう最高だった。僕の記念すべきはてなブログ初エントリーは、これについて書いた。ただ出来がよろしくないのであまり読んで欲しくはない(だからリンクも貼らない)。読むなよ?読むなよ?

3位 スターウォーズ エピソード3

スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]

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SF映画の醍醐味がこれでもかってくらい詰まったシリーズ最終章。
冒頭でアナキンが宇宙船を不時着させるシーンもいいし、見どころはやっぱりヨーダVS暗黒卿のバトルだ。僕は頂上決戦みたいなものに弱いのかもしれない。
小説版も読み込んだが、かなり「哲学」していて、また違った面白さがある。
そして心動かされるのが、物語の脇役として登場するロボットコンビ、C3POとR2D2である。特にR2D2は大好きだ。単なる電子音であれほどロボットの感情を表現できるのが素晴らしい。

2位 ジュラシックパーク

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言わずと知れた恐竜映画の最高傑作。むしろこれ以外で恐竜映画とかあるんだろうか。2も3も見たが、やっぱり1には敵わないな、というのが僕の感想。
関連エントリー⇒僕にとっても恐竜はロマン - ゆーすとの日記

1位 天空の城 ラピュタ

天空の城ラピュタ [Blu-ray]

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スタジオジブリの傑作。めっちゃ好きです。冗談抜きで200回は観ました。

最後に

以上、ぱっと思いつく限りで挙げてみた。

改めて見返てみると、なるほど、ゆとり臭が半端ない。

何度か述べているように、SF映画の醍醐味はその鮮やかなCG映像だと思ってるので、どうしてもここ10年以内のものが多くなる。


映像技術はどんどん進歩するし、それに伴ってもっともっと面白いSF映画が出てくるはずだと思ってるので、楽しみである。

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