僕にとっても恐竜はロマン
4600万年前の蚊の化石に血液が含まれていた ジュラシックパーク実現に近付いた? - バンブルビー通信
読みました。
実は恐竜は僕も小さいころから大好きで、それこそ高1で自分の理系科目への才能の無さに絶望するまでは本気で学者になろうと思ってたくらいなのです。けれどさすがに、id:bbb_networkの記事に出てくる同級生さんのように、高校を中退してまで夢を追いかけようという気概はなかった。本気度の違いなんでしょう、なんだか悔しい。
というわけで、今日は自分の恐竜愛について語ります。
◆きっかけは『リトルフット』
僕の恐竜愛に火をつけたのは何と言ってもこのアニメ。
主人公・リトルフットが仲間たちと共に楽園「緑の谷」を目指す冒険物語。製作総指揮は『ジュラシックパーク』のスティーヴン・スピルバーグと『スターウォーズ』のジョージ・ルーカス。はっきり言って面白くないはずがないんですよ。
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主人公たちはみな親とはぐれた子供の恐竜たち。自然界では最弱といってもいい彼らが互いに助け合い、時にケンカもしながら、天敵・ティラノサウルスとの戦いを経て目的地「緑の谷」を目指す。ド定番の「愛・勇気・友情」の物語ですね。僕はこの話にすっかり魅了され、恐竜の世界へとのめり込んでいったのです。
◆一番好きな恐竜はティラノサウルス、ではない
僕が一番恐竜に熱を上げていたころ、ポケモンを覚える要領で100種類以上の恐竜の名前を覚え、その特徴と生きていた時代(ジュラ紀・白亜紀等)、体長、分類(剣竜・竜脚類など)、主な生息地域を覚えていました。
それだけ色々見ていると、自ずと好きな恐竜が出てきますよね。というわけで『誰得!おいらの好きな恐竜ランキング・べスト3』の発表です。
3位・エウストレプトスポンディルス
まずはこの恐竜。
名前むっちゃ長い!
ですが一見、これといって特徴もない普通の肉食恐竜に見えます(よね?)。
ですがあるんです、特徴。それは泳げる肉食恐竜だということ。
通常肉食恐竜の前足というのはその体の大きさに対して細くて小さく、ゆえに水の中を泳ぐことができないんです。溺れてしまう。
ですがこの恐竜は、前足の指と指の間にひだがある。河童についてるあれです。
まさに海と陸を制する恐竜!ひゃっほう!!
そんな単純な理由で3位にランクイン。
ちなみに僕の名前・「ゆーすと」はこいつから取ってます。昔はこの恐竜の表記は「ユウストレプストポンディウス」でした。あのティラノサウルスも昔は「チラノサウルス」だったんですよ。
2位・ティラノサウルス
やっぱりなって感じですが、ランクインせざるを得ませんでした。あまり語る必要もない気がします。
写真はこれまで発見されているティラノサウルスの化石としては世界最大級の全身骨格「ティラノサウルス・スー」。発見者の名前にちなんで「スー」という名前がついてます。日本円にして約10億円という高額でオークションで落札され、現在シカゴの博物館にて展示されています。
1位・ディプロドクス
栄えある1位はこの恐竜、ディプロドクス。
理由は簡単、この圧倒的に美しいフォルムです。
体長は24~27mで、その長さのほとんどが長い首としっぽ。分類は竜脚類の雷竜です。サンダードラゴンです。いかにも小学生が好きそうなタイプですね!
僕が恐竜に魅了された大きな理由の一つが、こいつのようなスケールのデカさなのです。加えて草食恐竜ならば、肉食恐竜といかにして闘うか?というのも重要な審査ポイント。こいつのような雷竜ならば、長い尻尾をムチのように振って叩きつけ、敵を撃退したでしょう。そのスピードは時速300㎞を超えるとも言われています。まさにドS。ティラノが恐竜界の王様なら、ディプロドクスは恐竜界の女王様なのです(違う)。
◆恐竜絶滅の謎がついに解明された
長きにわたって続いてきた「恐竜絶滅の謎」をめぐる論争。
その学説にはほんとに色々で、「恐竜の数が増えすぎてストレスでみんな死んじゃった説」という日本の満員電車みたいな理由とか、「草食恐竜がみんな便秘になって死んじゃって、それを餌にしてた肉食恐竜も死んじゃった説」みたいなちょっとマヌケなものまでありました。
そんな論争にも終止符を打たれ、大本命だった「巨大隕石衝突説」で決着したようです。
⇒恐竜絶滅の理由は隕石衝突で決まってたらしい!『決着!恐竜絶滅論争』(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース
そもそも「巨大隕石衝突説」ってなに?なんで隕石で絶滅すんの?って方のためにちょこっと説明。
ある日突然空から降ってきた巨大隕石。
直径は10キロほどですが、その落下エネルギーは凄まじく、海抜数千メートルの海をあっさり貫き、海底に直撃。
巻き上げられた大量の土砂はあっという間に地球の空を覆い尽くし、千年もの間、地球は暗黒の世界に。
太陽の光が遮られ、地球の平均気温は40℃も下がる。
植物は枯れ、それを餌とする草食恐竜は死滅、次いで肉食恐竜も・・・という流れ。
ちなみにソースはこれです↓
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ドラえもん、さすがに物知りだ。
一方、体を体毛で覆われた哺乳類はそんな冬の時代もなんとか生き延び、今に至っているというわけなんです。
ちなみにid:bbb_networkがおっしゃっていた、「4600万年前の蚊の化石に血液が含まれていた」ことからジュラシックパークのように恐竜を再生できるかも?みたいな期待は、残念ながら、前提からして不可能なのです・・・
なぜかというと、恐竜が絶滅したのは約6500万年前だから。4600万年前だと、恐竜はすでに地上から姿を消しています。ただ、「生物の遺伝情報521年で半減する」というのは初耳でした。マンモスみたいに氷漬けにされた恐竜が見つかれば可能性あるのかな・・・
◆映画『ウォーキング with ダイナソー』
最後に今年12月公開予定の恐竜映画を紹介。
映画『ウォーキング with ダイナソー』特報 - YouTube
『アース』製作のBBCがおくる恐竜ドキュメンタリーですね。
あの『アバター』に使用した3D技術で製作されているらしい。今からとても楽しみな作品です。
以上です。ちょっとマニアックだったでしょうか。他の方が恐竜についてどれくらい知識と興味を持ってるのかわからなかったのですが、いかがでしょう。
「わかるわかる!」みたいな反応や、「ここの知識間違ってるよ」というご指摘など、ありましたらどんどん受け付けてます!では。
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